2024.10.28

コーヌス義歯とは?特徴やインプラントとの違い、治療の流れを紹介

「コーヌス義歯って何?」

「コーヌス義歯とインプラントはどう違うの?」

「自然な見た目で快適な日常生活を送りたい」

上記のような疑問を感じている方は、見た目や今の入れ歯が合わず、使い心地に不満があるのではないでしょうか。

しかし、コーヌス義歯であれば噛み合わせがよく安定性もあるため、見た目も自然で使いやすいです。

コーヌス義歯は、しっかり固定されて動きにくく、外から金具が見えにくいため、見た目にも優れています。

本記事では、「コーヌス義歯の特徴やインプラントとの違い、治療の流れ」を紹介します。コーヌス義歯の費用や治療の流れまで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

コーヌス義歯とは

コーヌス義歯は、内冠と外冠の二重構造を持つ部分入れ歯の一種です。

以下に、コーヌス義歯の特徴とインプラントとの違いを解説します。

コーヌス義歯の特徴

コーヌス義歯は、残っている自分の歯に金属製の内冠を固定し、さらに内冠のうえから外冠を被せて入れ歯全体を支える仕組みです。

構造によって入れ歯がしっかりと固定されるため、安定して動きにくくなります。

また、外から金具が見えず、見た目が自然で美しい仕上がりになります。

さらに、取り外しが可能なため、掃除もしやすく衛生的です。

コーヌス義歯とインプラントの違い

コーヌス義歯とインプラントの違いを、以下の表にまとめました。

項目

コーヌス義歯

インプラント

特徴

人工の歯根を顎に埋め込む

人工の歯根を顎に埋め込む

手術の有無

無し

有り

費用

高額
※約50万円〜100万円

高額
※約30~40万円/1本

審美性

自然な見た目で美しい

自然な歯に近い見た目がきれい

噛み合わせ

強度は劣るが、通常の噛み合わせに十分対応

強力な噛む力を持ち、しっかり噛める

お手入れ 取り外し可能なため、掃除が簡単 固定されており、通常のお手入れで十分
平均寿命
※個人差あり
20〜30年 10~15年

コーヌス義歯は、将来的に「手術を避けたい人」や「残っている歯を大切にしたいと考える人」におすすめです。

一方で、インプラントは手術が必要ですが、しっかりと固定されるため、安定感を求めたい人におすすめです。

コーヌス義歯は見た目を重視したい方におすすめ

コーヌス義歯は、見た目を重視したい方におすすめの治療方法です。

通常の部分入れ歯は、金属のバネが見える場合があります。

しかし、コーヌス義歯は二重構造で支えるため、外からは金属部分が見えず、非常に審美的です。

加えて、見た目の美しさに加えて、入れ歯が動きにくい利点もあり、日常生活においても安定感が得られます。

装着時の違和感が少なく、快適さを保ちながら美しい仕上がりを目指せます。

また、コーヌス義歯で見た目を重視したい方は、専門性の高いドクターによる治療が受けられる「大宮いしはた歯科」がおすすめです。

平日19時まで、土曜日も診療している「大宮いしはた歯科」についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ公式ホームページをご覧ください。

コーヌス義歯のメリット・デメリット

コーヌス義歯のメリット・デメリットを、以下に紹介します。

コーヌス義歯のメリット

コーヌス義歯のメリットは、以下の5つです。

  • 見た目が自然で美しい
  • 取り外しができるため衛生的
  • 入れ歯がコンパクトで話しやすい
  • 噛む感覚が自然の歯に近い
  • 食事制限が減らせる

コーヌス義歯は、見た目や快適さを重視したい方におすすめです。

金属の留め具が見えず自然な見た目で、しっかり固定されるため安心して過ごせます。手術不要でメンテナンスが簡単な点も魅力です。

コーヌス義歯のデメリット

コーヌス義歯のデメリットは、以下の4つです。

  • 金額が高額になる
  • 適用できない症例がある
  • 取り外しに慣れるまで時間がかかる
  • 定期的なメンテナンスが必要

コーヌス義歯は、残存している歯の状況に応じて適さないケースがあります。

また、費用が高く、長期的なメンテナンスが必要なため、頻繁に通院できない方や手入れが苦手な方には向いていません。コーヌス義歯のメリット・デメリットについては、下記の記事で解説しています。

詳細は「コーヌステレスコープ義歯のメリットとデメリットを解説」をご覧ください。

コーヌス義歯の治療期間・費用【保険適用外】

コーヌス義歯の治療期間と費用の目安は、以下の通りです。

  • 治療期間:約3〜6カ月
  • 費用:約50万円〜100万円

一般的に、適切な治療計画を立てるため、精密検査をおこない、残存している歯が土台として使えるかどうか確認が必要です。

その後、残存歯に被せるクラウンを作成し、義歯を安定させるための準備をします。

クラウンの作成期間は、約1〜2カ月かかる場合があり、その間に仮の義歯を使って、フィット感を確認しながら調整をおこないます。

また、コーヌス義歯の費用は歯科医院や地域によって異なるため、カウンセリングを受ける際はよく確認が必要です。

コーヌス義歯の費用については、下記の記事で解説しています。
詳細は「コーヌス義歯の費用はどれくらい?費用対効果や選び方のコツまで紹介」をご覧ください。

コーヌス義歯の治療方法

コーヌス義歯の治療は、以下の手順でおこないます。

  1. コーヌス義歯の土台となる歯を選ぶ
  2. 土台となる歯を装着するコーヌス義歯に合わせて削る
  3. 内冠(小さな金属冠)を歯に固定する
  4. 内冠と合う外冠を作る
  5. 外冠と一体になった義歯を作り、着脱して使う

コーヌス義歯は、失った歯の近くにある歯の外側を削り、金属を被せます。 金属を被せた歯を使い、義歯を固定する治療方法です。

コーヌス義歯にすると叶うこと3つ

コーヌス義歯にすると叶うことは、以下の3つです。

  • 自然な見た目のため自信が持てる
  • 食事や会話が自由に楽しめる
  • 長期的に安定して生活できる

それぞれ解説します。

自然な見た目のため自信が持てる

コーヌス義歯は、自然な見た目を保てるため、自分に自信を持つきっかけになります。

また、金属の留め具を使わず、周囲から気付かれにくい構造をしており、笑顔や会話をするときに見た目の不安が軽減されます。

さらに、周りの目を気にせずに積極的なコミュニケーションが可能になるため、社交的な場面でも自然な振る舞いが可能です。

見た目の違和感がなくなると、日常生活においても積極的な行動が取れるようになります。

食事や会話が自由に楽しめる

コーヌス義歯を使うと、食事や自然な会話が可能です。

コーヌス義歯は、しっかりと固定される構造により、義歯のズレや外れる心配がありません。

また、食事の際は硬い食材も安心して噛めるため、さまざまな料理を楽しめます。

さらに、話すときに発音が不安定にならず、会話に集中でき、友人や家族とのコミュニケーションもよりスムーズになります。

長期的に安定して生活できる

コーヌス義歯は、長期的に安定して生活ができます。

日常生活において違和感が少なく、歯がズレる心配がありません。

また、ケアを適切におこなうと長期的に使用できるため、頻繁な調整が不要です。

将来的に費用や時間の負担も減り、生活の質が安定してくると、快適な日常が保てます。

【まとめ】コーヌス義歯で自信のある毎日を過ごそう

コーヌス義歯は、内冠と外冠の二重構造を持つ部分入れ歯のひとつです。

インプラントと比べて手術が不要かつ、義歯がしっかりと固定されるため、安定感があります。

また、口腔内での違和感も感じにくいのも特徴的です。

そのため、治療後の生活の質や自分の歯を失うなど、リスクを抱えているのであれば、コーヌス義歯がおすすめです。

とくに、日常生活での食事や会話を快適にしたい方や、自然な見た目で自信を持ちたい方は、本記事を参考にしてみてください。

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