2025.03.28

入れ歯の費用相場はどのくらい?相場の比較や費用を抑える方法まで紹介

「入れ歯の費用相場はどのくらい?」

「入れ歯の費用を抑える方法はある?」

「自分に合った入れ歯を選びたい」

上記の疑問をお持ちの方は、入れ歯を選ぶ際の費用が、経済的な負担を抱えないか不安に感じているのではないでしょうか。

保険が適用される入れ歯の場合は、自由診療の入れ歯よりも比較的安く、経済的な負担も少ないです。

一方自費治療は保険適用外となるため、治療の質や材料の違いなどから費用が高額になる傾向があります。

本記事では、「入れ歯の費用相場や費用を抑える方法」を紹介します。

入れ歯と入れ歯以外の治療法で迷ったときの判断方法まで紹介しているため、ぜひ最後までご覧ください。

入れ歯の費用相場【比較表】

入れ歯の費用相場をそれぞれ比較表にまとめました。

  • 保険適用の入れ歯の費用相場
  • 保険適用外の入れ歯の費用相場

それぞれ紹介します。

保険適用の入れ歯の費用相場

保険適用の入れ歯の費用相場を、以下にまとめました。

入れ歯の種類

費用相場(3割負担)

部分入れ歯

5,000円~15,000円

総入れ歯

10,000円~15,000円


保険適用の入れ歯は、経済的な負担を減らしたい方や、短期間で治療を完了させたい方に向いています。

審美性を追及せず、基本的な機能を回復させたい方におすすめです。

保険適用外の入れ歯の費用相場

保険適用外の入れ歯の費用相場を、以下にまとめました。

入れ歯の種類

費用相場

特徴

金属床義歯

25万円〜35万円程度

  • 薄くて丈夫
  • 食べ物の温度が感じやすい

ノンクラスプデンチャー

75,000円〜15万円程度

  • 金具を使わず自然な見た目
  • 装着感が良好

コンフォート義歯

13万円〜40万円程度

  • シリコン製でやわらかい
  • 快適な装着感

BPS精密義歯

50万円前後

  • フルオーダーメイドで高品質
  • 噛み心地が良好

マグネット義歯

30,000円〜50,000円程度

  • 磁石で固定されて脱着が容易
  • 見た目が良い

バルプラスト義歯

10万円〜50万円程度

  • 柔軟なプラスチック製
  • 入れ歯の違和感を軽減できる

オーバーデンチャー

50万円〜200万円程度

  • 残っている歯を利用して安定性が向上できる

保険適用外の入れ歯は、使用感や見た目に高い審美性を求める方に向いています。

選べる素材やデザインの幅が広いため、フィット感や審美性を大切にする方におすすめです。

入れ歯の費用を抑えて選ぶための4つのポイント

入れ歯の費用を抑えて選ぶための4つのポイントは、以下のとおりです。

  • 保険適用の入れ歯を利用する
  • 自費診療の選択肢を検討する
  • 複数の歯科医院を比較する
  • デンタルローンや支払いプランを利用する

ひとつずつ紹介します。

保険適用の入れ歯を利用する

保険適用の入れ歯は、自己負担額が治療費の1〜3割に抑えられます。

そのため、初めて入れ歯を作る方でも、安心して入れ歯の利用が可能です。

また、経済的な負担が軽減され、必要な治療を受けやすくなります。

自費診療の選択肢を検討する

将来的なコストを削減する方法として、自費診療の選択肢を検討するのもおすすめです。

自費診療の入れ歯は、高品質な素材を選択できるだけでなく、耐久性やデザインに優れています。

事前に見積もりを取ることで、予算内で希望に合った入れ歯の選択も可能です。

複数の歯科医院を比較する

複数の歯科医院を比較することで、入れ歯の費用やサービス内容がそれぞれ明確になります。

各医院によって入れ歯の費用や使用する素材、保険診療の有無が異なります。

同じ治療でも費用が変動するため、事前に費用を比較しておくと、自身の理想の条件で入れ歯の治療が可能です。

デンタルローンや支払いプランを利用する

デンタルローンや分割払いプランを利用することで、一度に高額な費用を支払わずに治療が可能です。

歯科医院によっては、柔軟な支払い方法を提供しており、無理のない範囲で月々の負担を軽減できます。

自分のペースで支払いが続けやすくなるため、治療前に相談し、最適な支払い方法を見つけるのが重要です。

入れ歯以外の治療法の費用相場

入れ歯以外の治療法の費用相場を以下にまとめました。

治療法の種類

費用相場

ブリッジ

20,000円〜30,000円程度

インプラント(1本あたり)

30万〜50万円程度

オールオン4(片顎あたり)

200万〜330万円程度

オールオン6 (両顎の場合)

400万〜550万円程度

入れ歯と入れ歯以外の治療法で迷ったときの判断方法

入れ歯と入れ歯以外の治療法で迷ったときの判断方法は、以下のとおりです。

  • 口腔内の健康状態を回復できるか
  • より天然歯に近い見た目を実現したいか
  • 高い費用対効果を得られるか
  • 噛む力を維持できるか
  • 定期的なメンテナンスがおこなえるか

それぞれ解説します。

口腔内の健康状態を回復できるか

入れ歯は失った歯の機能を取り戻せますが、顎の骨と結合しないため、長期的には骨量の減少を引き起こす可能性があります。

一方、インプラントの場合は顎骨に直接埋め込まれるため、健康な状態を維持しやすいです。

口腔内の健康をより効果的に回復したい場合は、インプラントなどの入れ歯以外の選択肢がおすすめです。

より天然歯に近い見た目を実現したいか

インプラントは、天然歯に近い見た目と機能性を実現が可能です。

対して、入れ歯は見た目の審美性に欠ける場合があり、金属のバネが目立つ場合もあります。

見た目の優先度は、健康状態の優先度よりも劣りますが、状況に応じて歯科医師と相談のうえ検討するのが大切です。

高い費用対効果を得られるか

入れ歯は、保険適用されると比較的費用は安価になりますが、経年劣化や再作成が必要な場合もあります。

一方で、インプラントは初期投資の金額は大きいですが、寿命が長く、長期的な費用対効果は高いです。

そのため、もし複数の歯を失った場合は、インプラントの方が経済的と考えられます。

しかし、個人差もあるため、健康状態や自身の状況に応じて、総費用の見積もりを取るのが重要です。

噛む力を維持できるか

インプラントは、顎の骨につながるため自然な噛み心地と、必要な咀嚼力を維持できます。

対して、入れ歯は取り外し式のため、噛む力が制限されやすいです。

人によって食生活や健康状態は異なるため、入れ歯かインプラントなどを選択肢とする際は、歯科医院を受診するのがおすすめです。

定期的なメンテナンスがおこなえるか

入れ歯も入れ歯以外も、定期的なメンテナンスが求められます。

まず入れ歯は、取り外してブラッシングをおこなうなど、お手入れ時は手間がかかります。

一方インプラントなどの場合は、天然歯と同様なケアが可能なため、歯ブラシでのメンテナンスが可能です。

お手入れの手間や維持管理について、どちらが自分に合っているのか考慮が必要となります。

【まとめ】長期的に費用対効果が得られる最適な治療を受けよう

保険が適用される入れ歯の場合は、経済的な負担も少なく、自由診療の入れ歯よりも比較的安く作れます。

一方自費治療は保険適用外となるため、治療の質や材料の違いなどから費用が高額になる傾向があります。

もし「入れ歯の費用を具体的に知りたい」「自分に合った入れ歯の種類を選びたい」「入れ歯以外の選択肢も比較してみたい」方は、早めに専門医のいる歯科医院へ相談してみましょう。

大宮いしはた歯科では「入れ歯」をはじめ、「インプラント」や「審美歯科」など、患者さんにひとりひとりに合わせたご提案・治療をおこなっております。

現在の歯の違和感を改善・解消し、快適な日常生活を送りたいと思っている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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